東日本大震災から5年ほど経ち、再び日本列島を襲った巨大地震!熊本地震の終息はいつになるのでしょうか?
熊本地震の発生により、
南海トラフ地震や関東大震災(首都直下型地震)もくるのではないか・・・
ということも不安視されています。
そして、前々から「そろそろ来るはず!」と言われている東海大地震。
東海大地震は歴史的にある一定の周期で発生しているので、そろそろ来る!と言われ続けています。
一方で、「東海大地震はもう来ない!」という声も・・・
情報が錯綜していますよね!そこで今回は東海大地震についてまとめてみました!
題して!『東海大地震を予知(予想)!いつくる?予測される津波の被害』ということで、ご紹介していきたいと思います!
それではどうぞ!
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『東海大地震』とは何なのか!?
そもそも『東海大地震』とはどこで発生する地震のことなのでしょうか?
東海大地震は、静岡県駿河湾沖にある『駿河トラフ』を震源地とする巨大地震のことなんです。
出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tokai/tokai_eq1.html
想定されている地震規模はマグニチュード8前後。あの東北大震災や熊本地震と同規模の地震が、「そろそろ起きる!!」と言われ続けています。
どうして東海大地震は「そろそろ来る!」と言われ続けているのでしょうか?
実は!それは歴史的背景を見ればわかります!
東海大地震の過去の歴史を見ると・・・
駿河湾沖で発生するとされている東海大地震。
歴史を振り返ると過去にも何度も起きている巨大地震なんです。
実は駿河トラフは南海トラフの一部。
南海トラフと言えば、四国の南海沖に位置し、
あの南海トラフ地震を近い将来引き起こすのではないかと警戒されているところ!
南海トラフ沖は過去の歴史を見ても100年〜150年の周期で巨大地震が発生しています。
その南海トラフは、実は駿河トラフを含めて大きく3つの震源地に分かれているのですが、前回起きた南海トラフを震源地とした昭和地震(1944年/1946)の時には、駿河トラフを除く2つが震源地となったのです。
つまり、駿河トラフに関しては、過去150年以上震源地となっていないのです!!
ゆえに、東海大地震はいつ起きてもおかしくない状況だと言われているのです。
「東海大地震はもう来ない!」説
然しながら、一方で、「東海大地震はもう来ない」と言っている人たちもいます。
どういうことかというと、諸説あるのですが・・・
- 2009年の駿河沖の地震が規模は小さかったが、東海大地震だった
- 名古屋大学の平原和朗教授のシミュレーションで、南海トラフは駿河トラフのみが震源地となることはない
など、「東海大地震は来ない」「東海大地震はすでに発生した!」と考えている人たちがいることも事実です。
真相に関しては、『自然のみが知る!』というところでもあるので、現在の地震予測、観測技術ではなんとも言えないというのが実情です。。
津波の被害が気になる!
とは言え、来る来ないに関わらず災害による被害を最小限に抑えるべく、どの程度の被害が想定されているのかをきちんと知っておいて損はありません。
静岡県駿河湾沖が震源地となる東海大地震。
やはり、津波被害が気になるところ。
こちらが東海大地震が発生した際に想定されている津波被害の状況です。
出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tokai/tokai_eq3.html
伊豆半島南部、駿河湾から遠洲灘、熊野灘沿岸及び伊豆諸島の一部では、10m以上の津波が来るとシミュレーションされています。
また、見ていただいたらわかるように、それ以外の地域でも津波被害が予想されています。
静岡県の沿岸部在住の方は、特に注意が必要そうですね!
地震による津波の被害は、地震発生後、15分以内に到達すると言われています。
15分と言えば、長いようで短い!
津波が発生するような巨大地震が起きた後、物が倒れてきていたり、足場が悪かったりすると思うので、思うように逃げれない可能性もあります。
沿岸部にお住いの方は、せめて近所の避難場所、高台の場所などの把握につとめ、もしもの時にスムーズに目的地に到達できるように、逃げるルートを確認しておきましょう!
それでなくても、実際に巨大地震が発生した場合、混乱することが想定されます。
今から万が一に備えることが賢明です!
少し安心!?東海大地震の発生日は事前にわかる!
ここまで東海大地震の規模の大きさ、想定被害についてご紹介してきましたが、一つホッとできる情報が・・・
なんと!!
東海大地震は日本で唯一、気象庁が事前に予知、観測している地震なんです!
つまり、地震が来る前に、「東海大地震が来るぞ!」という情報を知ることができます。
東海地震に関しては、世界でも有数の観測網が設置されており、長期的には難しいのですが、短期的には地震予知(地震予測)が可能なんです。
この辺りに関しては、国としてもしっかりと対策をしているということなんですね!
どうですか?
少し安心しますよね!
なので!
東海大地震の警戒宣言が出された時に、リュック一つ持ってすぐに避難できるように、防災グッズだけでもきちんとまとめておきましょう!
これが今できる一番の東海大地震対策です!!
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まとめ
『東海大地震を予知(予想)!いつくる?予測される津波の被害』ということでご紹介してきました!
東北大震災、熊本地震・・・
日本ではここ数年大きな地震が続いていますよね。。
「地震は怖い・・・」と思うのであれば、思うだけではなく、今からきちんと対策を考えておきましょう!
個人でできることは、防災グッズをまとめておくこと!非常食を買っておくこと!
できることはたくさんあります。知識だけで終わらせるのではなく、きちんと行動に移しましょう!
地震情報に関しては、こちらのブログでも都度ご紹介していきたいと思います。
それでは!
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