日本で地震予知(地震予測)の分野で、2大巨頭と言えば東京大学名誉教授の村井俊治氏と、電気通信大学の早川正士氏。
日本で大きな地震が発生するたびに、
たびたびメディアにも取り上げられる2人。
地震予知(地震予測)の分野では、このお二人を差し置いて、
語ることなんてできないでしょう!
熊本地震の時もやはりこの二人、村井氏と早川氏の名前が挙がってきました!
ところで・・・
早川氏と村井氏であれば、どちらの地震予知が正確なのでしょうか!?
気になったので検証してみました!
題して『2016年熊本地震にみる!村井氏vs早川氏の地震予知(地震予測)!』
そしたらなんと・・・!?!?
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【熊本地震にみる】村井氏vs早川氏!どちらの地震予知が正確か!?
熊本、大分を中心に九州に大きな被害をもたらした『平成28年熊本地震』。
最大震度7を記録した大地震ですが、村井氏と早川氏の地震予知はどのように記録されていたのでしょうか?
村井氏は2016年3月からNTTドコモと提携!
出典:excite.co.jpより
東京大学名誉教授の村井俊治氏は、
2016年3月に放送されたMr.サンデー(ミスターサンデー)に出演し、
NTTドコモと提携するということで話題となりました。
提携の目的は、村井教授が独自に行っていた地震予測の精度をより正確にするためということで、市民の期待は大きかったです。
が、しかし・・・
なんと!熊本地震に関しては、村井教授の地震予測は外れました。
というか、九州地方に地震予測すらされていなかったのです!!
村井教授からの直前のメルマガでは、
北は北海道、南は沖縄まで記載されていたのですが、
九州地方がノーマーク!
村井教授の言い分としては、今年の正月(1月5日)に発売された週間ポストに掲載していたということですが、それから4か月近く経ち、また直近のメルマガに九州地方が掲載されていないとなると、メルマガ登録者からの支持はなくなってしまいそうですね・・・。
今年の正月(1月5日発売)に出た週刊ポストの迎春合併特大号に掲載されたJESEAの「異常変動全国MAP’16」では九州南部警戒ゾーンを地図で示し「熊本・鹿児島に顕著な沈降現象」と言う見出しで警戒を呼び掛けていました。週刊誌が出てから4か月半後に熊本地震が起きたことになります。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年4月15日
熊本地震で亡くなられた方に哀悼の意を表します。地震予測は難しいですね。数か月前からメルマガで鹿児島・熊本・宮崎周辺に「3月末頃まで」ということで要注意を呼びかけていました。4月になったので4月13日に取り下げたところ昨日熊本で震度7の大きな地震が起きました。反省しています。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年4月14日
熊本地震を場所は指摘していたものの時期を正確に予測できなかったことを反省して懸命に後追いですが検証・分析しています。今回の地震の特徴はあれだけ大きな地震にも関わらず、多数点が一斉に異常変動をしなかったことです。最新の速報値を見ますと直前に城南のデータに異常が出ていますが単点です。
— 村井俊治 (@sh1939murai) 2016年4月17日
facebookやtwitter、2ch(2ちゃんねる)で村井教授を叩く声が多く聞かれますが、
村井教授のtwitterを見てもわかるように、ご本人が一番反省、後悔をしています。
村井教授も以前から九州地方は危ないとしておきながらも、月日が流れ、3月末に警戒地域から取り下げてしまったということなのです。
東大名誉教授の村井教授と言えども、地震予知の分野はまだまだ未完成な分野でもあります。
批判される可能性がゼロではない中、一人でも多くの人命を地震から守りたいという思いがあってこその、地震予知速報なのでしょう。
今回の件に関しては、村井教授は外してしまいましたが、引き続き地震予測の研究を続けていただき、また情報を提供してほしいものです。
個人的には応援しています!!
早川教授はどうだったのか!?
出典:http://kanarikinic.com/1730.htmlより
熊本地震に関して、もう一人の地震予知の研究者、
電気通信大学の早川正士氏。
早川教授は熊本地震をどのように地震予知していたのでしょうか!?
なんと、早川教授・・・
熊本地震の予兆をとらえることに成功していました!!
早川氏の地震予測を提供しているサービス「地震解析ラボ」にて、
4月12日に今回の熊本地震を予測する情報が提供されていたのです!
「4月8日から19日の間に、伊予灘から日向灘にかけて内陸でM5・0前後、海底で5・5前後、最大震度4程度」
こちらを見ていただいたらわかるように、発生場所がやや西側にズレ、地震規模が違ったものの、熊本地震の発生日、内陸での地震であることはズバリ予知されていました!
早川教授、さすがです!!
そして、早川氏は引き続き以下の地域でも注意をするようにと促しています。
(1)17日までに北海道東部から千島列島以北にかけて、内陸でM5・5前後、海底でM6・0以上、最大震度4程度
(2)24日までに茨城沖から房総沖にかけて内陸でM5・0前後、海底でM5・5前後、最大震度4程度
(3)24日までに伊豆小笠原・沖縄・南方にかけて、海底でM5・5前後、最大震度3程度。
今回の早川教授が予測した熊本地震からもわかるように、地震規模や発生場所については多少なりとも誤差があります。
周辺地域の方はこの地震予測よりも大きな地震が発生するつもりで、備えておいて損はないでしょう!
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まとめ
『早川氏と村井氏であれば、どちらの地震予知が正確なのか』ということで、ご紹介させていただきました。
今回の熊本地震に関しては、早川氏の地震予知が1枚上手だったということになりますね!
ただし、村井教授の地震予測にも引き続き注視しておく方が良いでしょう!
村井教授も過去には大きな地震を予測することに成功しています!
地震予知(地震予測)という分野は、国の予算も付きにくく、まだまだ未発展の分野です。
多少なりとも誤差や間違いはあると思いますが、研究者たちは一人でも多くの人命を守りたいという思いで研究されています。
このような気持ちも汲み取りつつ、一人ひとりが応援する気持ちを持つことが大切でしょう!
引き続きこちらのブログでは、お二人の動向を追っていきます!
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